ASOで抗体の有無で溶連菌の感染を診断できます。 【ASO】 扁桃炎や咽頭炎、中耳炎、猩紅熱など゜、炎症と化膿により高熱や手足の関節炎を おこす病原菌として、溶血性連鎖球菌が知られています。溶血菌には13郡ありますが、 ASOは、特に重要なA郡溶連菌が感染したときにできる抗体の値を測定します。 【検査で発見されること】 溶血菌は、赤血球を壊すストレプトリジンという毒素を出しますが、溶連菌に感染すると、 血清中にその防御反応として、抗ストレプトリジン-Oという抗体ができます。そこで、患者の 血清に溶血菌と赤血球を加えて、血清中にできる抗体の値を測定することにより、溶連菌に 感染しているかどうかを調べるのです。 【異常値で発見される病気】 ASO検査で170ToddU以上の高値なら、感染中と考えてよいでしょう。 A郡溶連菌が引き起こす感染症には、咽頭炎や扁桃炎の上気道感染症や、中耳炎、 皮膚が化膿する蜂窩織炎などの局部的感染症、敗血症や産褥熱などの全身的感染症があります。 小児の場合は、猩紅熱も引き起こします。また、上気道に感染した後のリウマチ熱、急性糸球体腎炎 も考えられます。 【異常値であると診断されたら】 他の検査と組み合わせて診断しますが、溶連菌による感染症なら、抗生物質ですぐ直ります。 しかし、リウマチ熱や急性糸球体腎炎の場合には、専門医による治療が必要となります。