CEAは、消火器系がんの再発・転移の発見に重要な腫瘍マーカーです。 【CEA】 CEAは、もともと胎児の消化器組織だけにみられるたん白の一種ですが、 消化器系がん患者の血液に多いことから、これらのがんのふるいわけ検査に 用いられています。がんの手術や治療後のがんの沿い初・転移などの発見 にも役立っています。 【異常値で発見される病気】 CEAが高値というだけでは、どこのがんかはわかりませんが、 ほとんどが大腸や胃、すい臓などの消化器です。また、肝硬変や肝炎、 肺疾患、胃や十二指腸の潰瘍などでも高値に上昇することもあります。 【異常値であると診断されたら】 CEAが中度以上の高値のときは、消化器系を中心とした病気診断のための 検査を受ける必要があります。消化管では注腸X線検査、大腸内視鏡検査、 胃透視X線検査、胃内視鏡検査を、肝臓・胆のう・すい臓関係では腹部超音波検査、 CT検査を行います。これらの検査で異常がない場合は、肺、甲状腺、乳腺、卵巣、 子宮など、全身の検査が行われます。CEAがやや高値を示した場合も注腸X線検査、 胸部X線検査、上部消化管検査、腹部超音波検査は受けておいたほうがよいでしょう。 それで異常が認められなくても経過観察は必要です。