CK(クレアチンキナーゼ)は筋肉の障害で高値を示す酵素です。 【CK】 CK(クレアチンキナーゼ)は、CPK(クレアチンフォスフォキナーゼ)とも呼ばれ、骨格筋や心筋 などの筋肉細胞のエネルギー代謝に、重要な役割を果たす酵素の一種です。 【検査で発見されること】 CKは、骨格筋や心筋のほか、平滑筋や脳などに含まれ、血液中や肝臓には ほとんど存在しません。そのため、血清CK濃度の測定は、筋肉や脳などの組織細胞 に障害もがあるかどうかを判定するうえで役立ちます。 【異常値で発見される病気】 CK値は、神経筋疾患の中で筋ジストロフィーのときにとくに高くなります。 神経性筋萎縮症ではCK値は正常の範囲か、わずかな上昇しかしません。 急性心筋梗塞や発作性心室頻拍症、狭心症、心筋炎など、循環器系の疾患 によっても、CK値は上昇します。 【異常値であると診断されたら】 異常値の度合いが軽度であれば、臨床的診察や筋電図検査、筋肉組織片を調べる 生険などの結果を参考にして、診断を確定します。狭心症や心筋酵素による心臓発作 のときの検査では、CKの測定値とともに発作から何時間後に測定したかも、診断する うえで重要です。一般に心筋梗塞の場合、CKは他の酵素よりはやく増加し、正常に 戻るのも早いからです。又、狭心症の場合には、心電図や心エコーのほか、赤沈、GOT、 GPT、LDHなどの検査による経過観察が必要になります。狭心症発作後、心電図にも 異常がなく、CKが境界値か、そり以上であれば、軽い心筋梗塞と考えて、それに準じた 対策がとられます。