X線CT検査とは、人体に対して、さまざまな角度からX線をあて、得られた情報を コンピュータで断層画像化して、病気を診断する検査です。 【X線CT検査】 X線CT検査は、人体の横断面を輪切りにするようにX線をあてて得た情報を コンピュータで解析し、断層画像を合成して、体内の様子を調べます。 あらゆる部位の病気の診断に利用され、広く普及しています。又、最近では、 ヘリカルCTやマルチスライスCTという新しい装置が開発され、さらに診断の 質が高まっています。従来のCTではX線を照射する管球という装置が1回転 ずつずらしながら撮影していましたが、ヘリカルCTでは管球が回転し続ける ので、らせん状に切れ目なく連続して撮影できます。そのため、小さな病巣 も見つかり、又、立体的な画像も合成することが可能になっています。 【検査でわかる病気】 脳梗塞や脳出血、くも膜下出血、動脈瘤などの血管の病気、頭部外傷、肺がん、 腎がん、リンパ腫など全身のあらゆる臓器の腫瘍。 【どんな方法で検査するか】 受診者は別途に横たわったまま検査します。点滴で静脈から造影剤を注入して 検査することもあります。検査部位をガントリーという大きな円筒状の部分まで移動させ X線を照射します。検査時間は、5〜15分です。 【検査前の注意】 @X線による放射線被爆の危険があるため、妊娠している可能性のある人は、検査を 避けてください。 A造影剤を使う場合、ヨード系無薬剤でアレルギー反応を起こしたことのある人は 必ず医師に申し出てください。 【検査のときの注意】 @X線を使うので衣服や金属の付いた下着を取り、検査着に着替えます。 AX線照射時に数秒間息を止めます。 【検査結果の説明】 画像の読み取りは専門医が行います。X線CT検査だけで診断が付く場合もありますが、 普通は超音波検査や血管造影剤など、他の画像検査と組み合わせて診断されます。