・血液生化学検査の検査方法 血液の中でも、体液成分の血清らは体の内部の環境を整える働きがあります。 血清の中には、たん白やブドウ糖をはじめ、様々な酵素など、生命活動を維持 するのに欠かせない物質が含まれています。血清は、それらの成分を全身に 運んだり、不用物を持ち去ったりして、血液の中でそれらが常に一定に保たれる ようにコントロールする役割を果たしているのです。血清の中に含まれている たん白、脂質、糖質、尿素窒素、酵素、ビリルビン、電解質などの成分は病態 によって様々に変動します。血清を一定量取り出してそれらの成分を検査することは、 病気の診断や治療の判定、病状の経過観察に欠かせないものとなっています。 血液生化学検査では、最初に、採血した血液が凝固しないように試薬を加えます。 それを1分間に2000〜3000回転という高速の遠心分離器にかけて、赤血球や白血球 などを分離し、残った血清を化学的に分析します。