Home甲状腺ホルモン検査

甲状腺ホルモン検査は、血中のホルモンの値で甲状腺の病気を診断する検査です。 【甲状腺ホルモン】 血液中には1分子中にヨードを3個もつT3(トリヨードサイロニン)と、4個もつ T4(サイロキシン)という甲状腺ホルモンが溶け込んでいます。これらは、人体の エネルギー代謝を調節する重要なホルモンですが、甲状腺の異常で多すぎたり 不足したりすると、さまざまな障害が出ます。T1は、99%以上がたん白と結合しており、 甲状腺に異常があると残りの遊離型T4の値が変わってきます。また、T3の濃度にも 異常が現れます。一方、脳から分泌される甲状腺刺激ホルモンは、T3、T4の量を調節 するホルモンなので、これも測定します。 【異常値で発見される病気】 甲状腺機能亢進症では、T3とT4が高くなり、TSHは低下します。甲状腺機能低下症 のときはT3とT4が低値となり、TSHは高値になります。 ・甲状腺機能亢進症 眼球突出がある場合は、パセドウ病とも呼ばれます。症状は動悸、発汗、体重減少、微熱、 脱力感、手足のふるえ、焦燥感、不眠など。進行すると心不全をおこします。 ・甲状腺機能低下症 粘液水腫ともいい、低体温、浮腫、無気力、便秘などが現れ、動作がとても鈍くなります。 【異常値であると診断されたら】 甲状腺機能亢進症の治療では抗甲状腺剤を飲みますが、薬剤の副作用や甲状腺の腫れ などがあるときは手術や放射線ヨードによる治療を行います。甲状腺機能低下症を治療 するときは乾燥甲状腺末やT4剤を服用します。

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